U 研究の概要
 
1 研究主題
「地域との共生を考え,社会性のある心豊かな子どもの育成」
  − 総合的な学習の時間を生かす学習の取り組み −
 
2 主題設定の理由
 社会状況の変化にともなって,家庭や地域で異年齢集団で活動をしたり,大人に混じって一緒に農業の手伝いをしたりすることなどが減少している。また,地域社会での産業は豊富とはいえず,大人になってからふるさとに帰って働くということも容易なことではない。しかし,子ども達は温かく見守られながら地域で育てられている。その地域とどう関わっていけばよいのか,答えはすぐに見つからないかもしれないが,生徒も教職員も「地域との共生」を考えていきたいと考えた。
 また,子ども達が将来社会人となったとき,社会性は欠かせないものである。少人数で,人間関係が固定しがちな本校では様々な機会を捉え,様々な体験をしたり地域に出かけたりする機会を設けている。そして,道徳性が希薄になりつつある今日,体験活動などを通して社会性や心豊かな道徳性を身につけることが求められている。そこで,今まで取り組んできた総合的な学習の時間と道徳や特別活動との関連に配慮することによって,総合的な学習の時間の活動がより生かせるような取り組みを目指して本主題を設定した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3 研究の経過
(1) 総合的な学習の時間と道徳・特別活動との関連
@ 総合的な学習の時間と道徳・特別活動の関連づけに配慮し,それぞれが効果的な学習になるための工夫
  ・主な体験活動   菊作り,職場体験
A 求める生徒像を実現する活動の確認
 
(2) 地域の人材活用及び地域活動への参加
 @ 総合的な学習の時間(道徳・学級活動)等に,保護者・地域の人材を活用,及び生徒会活動等での地域活動への参加について研究
 A 地域活動への積極的な参加
  ・さくら祭り(バザー,募金活動)
  ・新庄村合同運動会
  ・あじわい祭り(ソーラン,菊の展示)
  ・ゲートボールを楽しむ会(老人クラブの方との交流)
・ふれあいの年賀状作成(手作りの年賀状で,75歳以上の方に新年のあいさつ)
 
(3) 職員研修
〈平成19年度〉
 @ 4月17日(月) 職員研修 研究テーマ,研修計画
 A 5月18日(金) 職員研修 実践計画の立案,全体計画・年間計画の見直し
 B 8月6日(月) 職員研修 指導 岡山県総合教育センター指導主事 久山将弘先生
「求める生徒像を実現する活動の確認」(KJ法利用)
 C 10月15日(月) 職員研修 研究授業
          指導 岡山県総合教育センター指導主事 久山将弘先生
授業公開及び研究協議 道徳(3年生),学級活動(1年生)
 D 12月5日(水) 職員研修 研究・実践のまとめ(1回目)
 E 1月16日(水) 職員研修 研究・実践のまとめ(2回目)
 
〈平成20年度〉
 @ 4月9日(水) 職員研修 研究テーマ,研修計画
 A 5月14日(水) 職員研修 実践計画の立案,全体計画・年間計画の見直し
 B 9月28日(火) 職員研修 研究授業
          指導 岡山県総合教育センター指導主事 久山将弘先生
授業公開及び研究協議 道徳(1年生)
 
(4) 生徒の活動(地域活動,総合的な学習の時間の取り組み)
 @ 4月     がいせん桜祭りに参加(生徒会活動)
 A 4月〜3月  バス停の清掃(生徒会活動) 毎月1回
 B 4月〜6月  平和学習(総合的な学習の時間)
・1年生 岡山平和学習
・2年生 ヒロシマ平和学習
・3年生 オキナワ平和学習
 C 5月〜11月  ふれあいの花作り学習(総合的な学習の時間)
          外部講師による指導(地域の人材活用)
 D 9月     新庄村合同運動会(学校行事) 地域の方々と合同で実施
 E 10月     職場体験学習(総合的な学習の時間)
          ・職業人のお話を聴く会
          ・地域での体験(メルヘンの里 チャレンジワーク)
 F 10月     あじわい祭りに参加(生徒会活動)
・ソーランの演技
・菊の展示
 G 10月     ゲートボールを楽しむ会(生徒会活動)
 H 10月     菊配り 公共施設(生徒会活動)
 I 10月     体験発表会の準備(総合的な学習の時間)
 J 11月     菊配り 独居老人宅(生徒会活動)
 K 11月     学習発表会での体験発表
「ふれあいの花作りをとおして学んだこと」
「メルヘンの里チャレンジワークをとおして学んだこと」